LOVE + FABRIC vol.13

3年ぶりの開催となった、wagamama works 作品展 LOVE + FABRIC vol.13にお越しいただき、本当にありがとうございました。今回はブランド創立20周年ということもあり、アトリエを大きく模様替えして、これまでの歩みと作品を振り返る展示ブースと、新しく立ち上げた「RED LABEL」を含む作品の販売ブースの2つの空間を作り、みなさまにご覧いただきました。

アトリエの入り口を入ると、展示ブースのはじまり。

これまでの歩みをまとめた年表の隣には・・・

長年wagamama作品を愛してくれているコレクターのみなさまから、特別注文にて制作した作品をお借りし、展示しました。

ひとつひとつに、みなさんの作品への想い出を添えて、じっくりと見て、読んで、楽しめるスペースとなりました。

奥の壁面には、wagamamaを語る上では外せない、RISTORANTE CALDOさんのスペース。特別注文にて20年以上制作してきた、120点を超えるユニフォームやドールの一部をずらりと展示しました。

通常の作品にはない切替えなどのデザインと、今では手に入りづらくなった貴重なファブリックの数々は、見応え満点。

展示スペースの中央に現れた、大きなヴィンテージファブリックのテントハウスの中を覗くと・・・

普段はお見せできない、作品制作の様子を小さく再現しました。今までに描いたデザイン画の一部も一緒に展示して、制作の様子を想像しながら、ご覧いただきました。

カウンターには、これまでの作品展のポストカードを額縁に入れて展示。それぞれの作品展のいろんな記憶が思い出されます。

そして、カウンターの奥の空間は大きく模様替えをして、販売スペースに。

オレンジのヴィンテージファブリックの壁面には、今回初お披露目したRED LABELを。今までにない贅沢な素材使いで仕立てた、ワンランク上のブランドです。1950-70年代に家具やカーテンなどのインテリア用に作られた、厚手の織物を惜しみなく使っています。

wagamamaがスタートした頃に生まれたFACE BAGは、レザー素材にグレードアップして復刻。ほかにも「新しいバッグで、新しい旅をしよう」というテーマで、リュックやボストンバックなど、一緒に旅行に出かけたくなるような新作アイテムを制作しました。

これまで制作してきた黒タグのBLACK LABELも、ミニトートや長財布などの新作アイテムが登場。

20周年記念のトートバッグも作品展に合わせて制作し、日頃の感謝を込めてお渡ししました。

10日間、たくさんの方にお越しいただき、新ブランドの「RED LABEL」はあっという間に完売となりました。予想以上の反応と追加オーダーリクエストをいただき好調なデビューとなり、制作した甲斐があったなーと喜びを噛み締めております。

作品展終了した後もみなさんからお祝いや応援メッセージ、リクエストなどをいただき本当に嬉しく思っています。そんな嬉しい反応で更にモノづくりへの情熱に火がつき、もっともっと可愛いものを作るぞと意欲満々な私。それと同時にたくさんの方に支えられている事も改めて実感した今回の作品展は、おひとりおひとりの顔が浮かび感謝の気持ちでいっぱいです。大切なコレクションの展示品の貸し出しをはじめ、いろいろとご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

新作アイテムはサイト内のworksでもご紹介予定です。RED LABELはアトリエ限定販売となりますが、BLACK LABELの新作はオンラインショップにも登場する予定ですので、お楽しみに。