モダンな店内に映えるカラフルなファブリック
敦賀市の郊外にあるRISTORANTE CALDO。地元の食材を使ったイタリア料理が評判のレストランです。コンクリート打ち放しの店内は、まるでモダンミュージアムのような佇まい。そんな店内で目を引くのが、カラフルなファブリックを使ったインテリア雑貨やユニフォーム。訪れたお客様からよく声を掛けられるという、作品の数々。実は、wagamamaで作られたものなんです。ユニフォーム作りは、お店がオープンした2011年から20年続いています。
※写真は20周年記念デザインのユニフォーム
お客様とのコミュニケーションのきっかけに
ユニフォームを着ているのは、オーナーの奥さんである都志子さん。wagamamaデザイナーのkotubuさんとは敦賀市内の洋服屋さんで長年、一緒に働いた仲です。CALDOがオープンした20年前は、wagamamaというブランドを始める前。当時、北欧のヴィンテージファブリックでスカートなどを自作し着ていたkotubuさんに都志子さんから相談があったのが、制作のきっかけでした。今では、新しくなるユニフォームのデザインを楽しみにしてくださっている常連のお客様も多いといいます。世界に一つだけのユニフォーム。お客様との大切なコミュニケーションツールになっています。
文:東雲デザイン 田嶋